温泉郷

えちごせきかわ温泉郷

鷹の巣温泉

1992年「新潟の橋50選」に選ばれた吊り橋を渡ると宿が2軒あります。温泉から上流約20kmにわたる「荒川峡もみじライン」は県内屈指の紅葉の名所です。また、荒川右岸の丸山公園につながる「鷹の巣遊歩道」は眼下に清流荒川を眺められるビュースポット、北限のヒノキ林を散策することができます。

今から300年以上前、傷ついた大鷹が川原の水たまりで水浴びしていたのをきっかけに湯を発見したと言われており、当時は「貝ノ脇の湯」と呼ばれていたそうです。明治時代に入り米沢街道の改修が進み、作業員の湯治場としてにぎわいました。明治25年(1892)渡邉三左衛門家の番頭、斎藤善作により温泉施設が作られ、鷹の巣温泉と名付けられました。

日帰り入浴施設0
共同浴場0
泉質ナトリウム―塩化物硫酸塩泉
pH値7.3(中性)
泉温54℃
主な適応症筋肉痛、関節痛、関節リウマチ、きりきず、抹消循環障害 等

鷹の巣温泉の旅館

高瀬温泉

高瀬温泉は5つの温泉地の中で一番旅館数の多い温泉街です。17世紀前半、雲母(きら)の五十嵐総兵衛という人が鷹が飛び立つのを見て湯の噴出に気付き、小屋を建て、湯治場を開設したのが始まりといわれています。高瀬温泉湯元は雲母地内だったことから、当時は「雲母の湯」と呼ばれていました。春は桜が荒川の堤防を彩り、夏は村のお祭りで打ち上げられる花火を対岸から楽しむことが出来ます。

日帰り入浴施設0
共同浴場0
泉質ナトリウム―塩化物硫酸塩泉
pH値7.5(弱アルカリ性)
泉温72℃
主な適応症神経痛、筋肉痛、五十肩、きりきず、やけど、動脈硬化症 等

高瀬温泉の旅館

雲母温泉

荒川をはさんで高瀬温泉の対岸にある雲母温泉。高瀬温泉の発見者の子孫、五十嵐惣兵衛が「川向こうに行かずとも左岸側にも湯を」と上関集落と協力して湯を掘り当て、昭和31年雲母温泉が誕生しました。

「雲母(きら)」の地名の由来には諸説あります。この地に多い花崗岩に含まれる雲母(うんも)の結晶がキラキラ輝くこと、または、ひら(坂)の転で傾斜地の意味。き(割)ら(接頭語)で割れ目、谷間を指しているなどです。

日帰り入浴施設0
共同浴場2
泉質ナトリウム-塩化物硫酸塩泉
pH 値7.4(中性)
泉温86℃
主な適応症筋肉痛、関節痛、関節リウマチ、きりきず、抹消循環障害 等

雲母温泉の旅館

湯沢温泉

村で最も古い歴史をもつ温泉地。鎌倉時代、須貝刑部という人が手負いの熊が湯浴みしているのを見て湯を発見、開湯したと伝わっています。古くは「垂水(たるみ)の湯」と呼ばれていました。この湯は皮膚病に効くと言われているため「あせも」等を直すために湯を持ち帰る人もいるほどです。

日帰り入浴施設0
共同浴場1
泉質ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉
pH値7.9(弱アルカリ性)
泉温53℃
主な適応症神経痛、筋肉痛、関節痛、きりきず、やけど、動脈硬化症 等

桂の関温泉

関川村で最も新しい温泉で、平成5年4月に掘削開始、同年8月に深度1,200mで温泉に到達しました。平成9年に日帰り温泉施設ゆ~むがオープンし、桂の関温泉が誕生しました。

桂の関温泉の名前は、昔この地域に桂関(かつらのせき)という関所があったことから名付けられました。

日帰り入浴施設1
共同浴場0
泉質ナトリウム、カルシウムー硫酸塩・塩化物泉
pH値7.5(弱アルカリ性)
泉温68℃
主な適応症神経痛、筋肉痛、五十肩、きりきず、やけど、動脈硬化症 等

桂の関温泉の日帰り入浴施設

えちごせきかわ 桂の関温泉ゆ~む

共同浴場

共同浴場は集落住民が当番制で管理を行っている集落住民のための浴場です。地域外の方も入浴可能ですがルールを守ってご利用お願いします。

名称所在地営業時間料金源泉駐車場
上関共同浴場関川村上関362-26:30~18:00 100円雲母1号井6台
雲母共同浴場雲母共同浴場 関川村上関314-16:30~18:00 100円雲母1号井3台
※共同浴場向かいスペース
湯沢共同浴場関川村湯沢678-38:00~18:00 200円湯沢3号井13台