春の川

名所・見どころ

村の中央を流れる清流・荒川沿いには、高瀬・鷹ノ巣・雲母(きら)・湯沢・桂の関の5つの温泉が湧き、えちごせきかわ温泉郷を形成しています。また、村の中心部は18世紀の街並みが残り、2007年「美しい日本の歴史的風土100選」に入選しました。米沢街道が通り古くから交通の要所として栄えたこのエリアには、国指定重要文化財の渡邉邸や佐藤邸、県指定文化財の津野邸、村指定文化財の東桂苑があり、江戸から明治期の街道の様子をそのまま伝えてくれます。

このほか、山形県境の荒川両岸にみられる「さざれ石」や、大石ダム湖畔県民休養地など、自然豊かな見所が盛りだくさんです。

橋
夕日
越後関川温泉郷
渡邉邸

渡邉邸

米沢街道における豪商・豪農・大庄屋の屋敷。昭和29年(1954)には国の重要文化財に指定されました。広さ3,000坪の敷地に木羽葺石置屋根の母屋、6つの土蔵、国指定名勝の庭園があります。

渡邊邸

東桂苑

東桂苑

東桂苑(とうけいえん)は、明治38年に、当時の建設技術の粋を集め、渡辺家の分家として建築されたものです。木造2階建て入母屋造りの堂々としたたたずまいが印象的です。純和風の風情ある庭園との調和も楽しめます。

道の駅

お米やお酒など関川村の特産品を扱うお土産処や農産物直売所、日帰り温泉が併設された道の駅。観光情報センターもあり、ドライブの休憩に立ち寄るのにおすすめです。周辺には、人工芝が整備された全天候型のスポーツ施設もあります。

道の駅

せきかわ歴史とみちの館

歴史とみちの館

館内では、村の歴史資料が展示されているほか、ギネス世界一に認定された竹とワラで作った大したもん蛇の頭を展示しています。道の駅に面した広場には、ツリーハウスや遊具もあり、多くの親子連れが訪れる憩いの場となっています。

丸山大橋

お野立公園から対岸の丸山公園を結ぶ丸山大橋は1991年に完成。うるおいのアーチとして親しまれております。アーチの長さが118m(橋長175m)で、市町村道にかかる鉄筋コンクリート固定アーチ橋のなかでは、日本一の長さを誇ります。親柱と中間柱は、渡邉邸をモチーフにした柱や、村の木 もみじ、村の花 ゆり、そしてアユをかたどった欄干も見どころです。